ブッダの旦那 〜HIPHOPの美しきシーン〜

HIPHOPのカルチャーや音源、バトル等について

心揺れる名曲 かんおけ/ZORN

かんおけ/ZORN

https://youtu.be/r8CEhAKJTbY


人の業は“死”
誰もがいつかは大切な人のそれに
直面し、自らもそうなる。


いくつかラインを紹介。


産まれた時がスタートで
死ぬまで落ちる砂時計
だけどガラスが曇っていて
残りの砂は見えない


生きるも死ぬも一緒 同義語
生も死もきっと ご近所
一本の糸 人の一生
リリックノートが俺の遺書


明日の事なんてsiriも知りもしねえ
でもまだ未来は俺らの手の中
今動いた嫁のお腹


意味の通ったライミングスキル
は言うまでもないが
フローの強弱とパンチライン
詰め込み方。
ワードチョイスとビートアプローチ。
あくまで自論だが
総合力は現在日本No. 1スキルでないかと
思わせられる。


構成としては
ZORNの祖母の死に直面した
ときのことからはじまり
最後の落としは新しく
迎える生命(第三子)を感じたこと。


生と死をテーマとし、
死ぬまでの間にどう生きていくのか。
大切な人へ感謝の気持ちと
精一杯の愛を注ぐ
簡単な様で難しい。